“わたしたへ・・・”

思考の深みに嵌る・・・

何処までも落ちてゆく

心許ない願いを抱いて・・・

豌がいて上を目指せばいいのか？

素直に落ちるままに身を任せればいいのか？

答えなんて何処にも無い・・・

どちらを選んでも同じように

悲しくて　苦しい・・・。

　“わたしたへ・・・”

少しずつ　少しずつ

足掻いている・・・。

もう　決まった未来に

心が慣れる様に・・・。

どうしようもない　願いに

心が壊れないように・・・。

分かりきった　答えを

ちゃんと納得させるように・・・。

　“わたしへ・・・”


正当な理由なんて何処を探しても

有る訳は無いのに・・・

答えは始めから解っていたのに・・・

言い訳だけを何度も繰り返えす。

決して許される訳が無い

夢が見たくて・・・

無いものねだりなのに・・・

駄々っ子のように諦める事を知らない。

　“あなたへ・・・”

あなたは・・・

もう取り返しが付かない

それに気づかずに

何も無かったように振舞う。

何時でも修復可能だと

それが当たり前

そんな風にしか考えられないの？

私は・・・

悲しみも辛さも何も感じない

自分の感情のが全く動か無い事に

驚いているのに・・・。