心が揺れる・・・
麦の穂みたいに、うねりながら・・・。
雲が流され
時折黒い影を落して・・・
通り過ぎたはずの言葉が
その間を走り抜ける
私の問いに答えるかの様に・・・。
“何故?・・・何故なの?!”
ああ・・・でも、騒ぐ心の音に紛れては
又、遠く離れて・・・・
私の耳には届かない・・・。